ずいぶんとご無沙汰しております。きたぢまです。
しばらくのあいだ、遅い夏休みと冬休みを利用して命の洗濯をしてきました。
んで、たっぷりリフレッシュして戻ってきました。
このチャンスを利用して普段はめったに行くことができない沖縄に行ってきました。

とーくて申し訳ない画像ですが、滑走路の手前右に見える二つのでっぱりがオスプレイです。
しっかりと住宅街の真ん中の基地に配備されていました。
自分は読谷村の北西の海岸沿いに宿泊しましたが、嘉手納基地、鳥居ステーションと延々と続く米軍施設に言葉が詰まります。
驚いたのは嘉手納基地を見渡せる展望デッキがある道の駅ができていることです。
以前は安保の丘。
よく米軍が許したなぁというのが率直な感想ですが、離発着がよく見え、ステルス戦闘機なども眼前に展開している様がよくわかります。
さて、先日の3月11日で丸2年が過ぎました。
自民党に政権が代わり、脱原発の勢いは急速に萎みつつあります。
原発を稼働させないと経済が回らない(原料が安く手に入ることからそう言われています=発電単価が安い)、と関連した方々は口にしますが、廃炉費用や広範に放射性物質をまき散らした後の大損害は発電単価には算入されていません。
これらのことを加味しないで原発の運転に経済の論理を持ちだすこと自体がナンセンスに見えてしまいます。
原発が社会と相いれないと考えている方は実に国民の過半数を超えています。
また依然として津波を事故の根拠としていますが、地震動によってパイプが破断したという主張も専門家から出ています。
新安全基準がどのようなものかは定かではありませんが、現時点でどの原発も基準を満たしているとは到底言えず、再稼働などあり得ないというのが自分の思いです。
また、やっと活断層論議がでてきていますが、これらはずっと以前から専門家も危険性を指摘してきたものです。
それを隠してきた電力会社や認可した国の責任は遡って問われなければならないと思います。
これらのことからも、原発は即時撤廃しかありえないです。
廃炉と安全保管のための技術基盤の構築など、脱原発のための新産業を起こすことも可能だろうし、エネルギーシフトを大きな社会インフラの整備という形での投資が可能なはずです。
にも拘らず再稼働を順次進めてゆくとした現政権のマヤカシには断固としてNOの声をあげましょう。
さて。
原発とめよう会では下記の講座を開催します。席に余裕がまだありますので、是非ご参加くださいますよう、お願いいたします。
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原発とめよう会では、3/31(日)に池袋で鎌田慧さんの講演会を催します。
■第77回くらしから原発を考える講座「鎌田慧さんと考える原発にたよらない社会の作り方」
福島第一原発の事故から3年目。私たちは脱原発という希望を、どのように紡ぎ出すことができるのか。
ルポライターで一千万署名呼びかけ人の鎌田慧さんと一緒に考えます。
・期日 3月31日14時〜16時30分
・会場 豊島区生活産業プラザ・8階多目的ホール (池袋駅東口徒歩7分)
http://www.city.toshima.lg.jp/shisetsu/shisetsu_community/005133.html
・参加費 無料 (一般の方;500円)
・定員 50名(定員になり次第締め切りになります)
・要申込み 会員番号、お名前、人数、連絡先(メールアドレス、電話番号)、参加者全員のお名前を、
下記メールアドレス宛てにお知らせください。
・申し込みと問い合わせ:原発とめよう会 tomeyoukai@daichi.or.jp
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春の陽気です。散歩ついでにいかがですかぁ〜?